NARI（LITTLE FUNNY FACE ）｜アーティスト?イラストレーター

NARI（LITTLE FUNNY FACE ）
アーティスト／イラストレーター山科奈莉さんアートファブリックデザインコース 2013年卒業
（現：テキスタイルデザインコース）
神奈川県／横浜隼人高等学校出身

どんなお仕事ですか？

作品を自由に描き、そのイラストを使用したグッズ製作、原画の展示?販売などが主な活動です。企業やブランドから依頼を受けてリクエストに応じて描く場合もあります。他社とのコラボレーション実績によって、アーティストとしての知名度や信頼にもつながっていくことが多いため、それぞれの仕事が良い相互作用をもたらしてくれています。作品では、着飾った現代の中にある何気ないワンシーン、あえて人間味のある部分を切り取り、描いています。「ありのままの姿こそ魅力的」というメッセージを込めて、誰しもが共感できる作品を目指していたところ、自然と多様な人種が登場する作風になりました。もっと多くの方に活動を知っていただきたいので、今後は海を越えて展示や販売をしたいと思っています。とてもシンプルですが、生涯作家であり続けることが、夢であり、目標です。

SUGINO時代について

もともと絵を描くことが大好きで、ただの表現で終わらせず、何かを作る技術を身につけたいと思いSUGINO へ。ドローイングとファッション画の授業で、初めて画材の使い方からしっかりと学びました。服づくりという最終目的があったからこそ、テキスタイルの質感や骨?筋肉を意識した描写など、人に伝わる描き方を極められたと思います。この本質的な技術が今の活動に生かされています。登場人物のさりげないポーズや服のシワひとつの違いで、作品がより魅力的になることがあるからです。また在学中は、海外のコンペにも積極的に参加しました。アメリカのコンペでは、日本庭園の枯山水をテーマにしたデザイン画が見事審査を通過。実物制作へと進み、サンフランシスコで開催された最終審査ではプロのモデルが着用しカメラマンによる撮影が行われました。残念ながら入賞は逃したのですが、審査会に足を運んだことは、かけがえのない経験です。

※内容は取材時のものです。

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